【かぎ針解説】六角形にならない、きれいな円の編み方

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バッグや帽子など、わから丸く編み始めるとき、きれいな円にならずに六角形になってしまってどうしよう…ということ、ありませんか?

実は、きれいな円を編むのはとても簡単^^

ちょっとしたコツが分かっていれば、だれでも簡単になめらかな角張っていない円を編むことができます。

こちらのページでは、初心者さん向けにきれいな円を編む私なりの方法を解説したいと思います。

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六角形にならないきれいな円の編み方

まずは下の写真をご覧ください。

どちらもバッグなどでよく使われる編み方で、1段で6目ずつ増し目しながら細編みを編んだもの。

細編みの編み方には違いはありません。

たった数段、同じように1段で6目ずつ増し目して編んだだけなのに片方は六角形になってしまい、もう片方はきれいな円になりました。

この違いは何かというと、増し目をする位置を変えただけ。

細編みに限らず、かぎ針編みでは増し目したところが角張るという特徴があります。

なので、同じ位置で増し目し続けると、増し目したところが角張って、六角形になってしまいます。

逆にドイリーなどは、あえて同じ位置で増し目して六角形や八角形のドイリーにしたり、増し目を全体に散らして丸い形のドイリーにすることができます。

では、実際にどこで増し目をしたらいいのでしょうか。

こちらは上の写真の左側の円(六角形になってしまっているもの)の編み図です。

赤で描いた目を1ブロックとして、これを6回繰り返します。

1つのブロックの中で1回増し目していきますが、こちらの編み図では、どの段もブロックの最初の目を増し目しています。

この編み方は、段数が増えて1段の目数が増えたとき、数が数えやすい・増し目の位置が分かりやすいというメリットがありますが、常に同じ位置で増し目していくため、円ではなく六角形になってしまいます。

こちらは上の写真の右側のなめらかな円の編み図。

よく見ると、偶数段を編むときに、増し目の位置をずらしているのが分かります。

奇数段では、それぞれのブロックの最初の目で増し目をし、偶数段では、それぞれのブロックの真ん中の目で増し目をしています。

今回、6段目までの編み図ですが、段が増えていっても、

7段目→XXXXXV

8段目→XXXVXXX

9段目→XXXXXXXV

10段目→XXXXVXXXX …

といった感じに編んでいくことができます。

増し目の位置を変えるといっても、あまりに増し目の位置をランダムにしすぎると、1段の増し目の数が分かりづらくなったりしてしまいますが、上の方法は奇数段はブロックの最初・偶数段はブロックの真ん中と、ブロックごとに規則的に増し目していくので、目数も数えやすく、また段数が増えても対応しやすい編み方かと思います。

今回、細編みで解説しましたが、長編みなどでも同じ。

長編みは12目ずつ増し目していくことが多いかと思いますが、上の細編みと同じように、奇数段ではブロックの最初の目、偶数段ではブロックの真ん中の目に増し目を入れることできれいな円を編むことができます。

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